スマホ熱中症?
発熱のリスクと対処法を正しく知ろう

「スマホ熱中症」とは?

「スマホ熱中症」とは、高温環境下で使い続けた時にスマホ内部に熱がこもることで動作が遅くなったり、突然電源が落ちたりとスムーズに操作ができなくなることです。
動作不良やバッテリーの劣化を防ぐために、スマホの正しい使い方と熱対策を知っておきましょう。​

夏場に多い!モバイル機器の発熱トラブル

夏場にスマホやモバイルルーター(Pocket型WiFi)などのモバイル機器が、「熱くなりやすい」と感じたことはありませんか?
気温の高さや使用頻度の増加といったことが原因で、スマホの故障や処理速度の低下につながります。
実際に、夏場(7~9月)は、「熱関連」のトラブル申告が他の季節と比較しても多くなっています。

2024年 夏場の気温推移

参考:気象庁観測データより楽天モバイル作成

スマホ、Pocket型WiFiにおける発熱トラブルの申告推移

参考:楽天モバイル調べ

スマホが熱くなると、どんなリスクが?

夏場に高温の環境下に放置しておくと、スマホの表面温度が高くなり大変危険です。
また外気温が高くスマホ内部の熱がこもることで、以下のようなリスクが考えられます。​

  • バッテリーが膨張することによる、発火や発煙の事故​
  • 表面温度が高くなることによる、低温やけどのおそれ​
  • 内部の部品が損傷し、利用不可になる
  • バッテリーの寿命が短くなる
  • 負荷が大きくなり、動作が遅くなる

高温環境にスマホを放置した時の温度上昇の比較

屋内に30分間放置

車内に30分間放置

屋外に30分間放置

長時間の動画視聴・SNS利用には要注意

外気温が高くなるほどスマホの表面温度は上昇しやすくなります。
さらに動画を見たり、SNSを使ったりとスマホを長時間使い続けることで、スマホ内部の熱を放出しにくく、熱を持ちやすくなります。
スマホを日常的に使っていても「熱い」と感じることがあるため、夏場のスマホ利用には十分な注意が必要です。​

モバイルバッテリーで充電しながらYouTube動画を視聴した場合

動画視聴開始から30分後の
表面最高温度

25℃の環境(屋内)

40℃の環境(夏場屋外)

スマホ表面の最大発熱部の温度推移
(動画視聴開始から30分後)

知っておきたいスマホに備わる安全機能

「熱関連」のトラブル申告が増加 まずは冷まして確認を!

夏場になると「熱関連」のトラブル申告が増加しますが、スマホが熱くなった時には端末を守る安全機能が自動で働くため、問題ない場合がほとんどです。
「故障かな?」と思ったら、まずはスマホの熱を冷ましてから動作確認をしてみましょう。​

スマホが自動で動作を制御

スマホやモバイルバッテリーには、表面温度が高温になりすぎた場合に自動で動作を制御する安全機能が備わっており、低温やけどなどの事故やトラブルを未然に防ぎます。​

一般的な安全機能​

  • 画面の明るさ制限
  • 充電速度の制限、一時停止
  • 通信速度の制限
  • カメラ機能の一時停止
  • 強制シャットダウン

自動制御による温度上昇傾向の差分

スマホ熱中症の対処法

スマホを安全に使用していくためには、以下のことに注意しましょう。

スマホが熱くなる原因

  • 高負荷でチップが熱くなる
  • 直射日光の当たる環境での使用
  • スマホを使用しながらの充電
  • バッテリーの劣化
  • 周囲温度が高い環境下での使用

どうやって防ぐ?

  • 負荷が大きいときは冷却しながら使用する
  • 厚手のカバーの使用は避ける
  • 充電が終わったら、速やかにケーブルを抜く
  • 充電中に上からものを置かない
  • スマホが外から加熱される場所に放置しない
  • バッテリーの劣化具合を確認する

スマホが熱くなった時の対処方法

  • 充電ケーブルを抜いて電源を切る
  • カバーを外す
  • ステンレスなどの冷たい金属の上に置く
  • 急いで冷ます際は空冷を併用する
  • 常温保冷剤を使用する
  • 十分温度が下がってから電源を入れる

スマホを冷やす際のNG行為

  • 水を掛ける、水に入れる
  • 過度な冷却をする
  • 充電ケーブルをつないだままにする

※35℃以上の環境下での使用は、メーカー保証の対象外になることが多いため注意が必要です。
※スマホが熱くなってしまった時の対処法について、以下の記事もあわせてご確認ください。
スマホが熱くなる原因は?発熱のリスクや対処法を紹介

発熱以外に気を付けたいこと

スマホを安全に使用するためには、発熱以外に水没や充電の仕方にも注意が必要です。​

  • 防水スマホでも、水没後は乾燥させてから使用する
  • 水場で使用後は、しっかり水分を拭き取ってから充電する
  • 充電端子に水分が残ったままだと、ショートや故障の原因となる
  • スマホをルーターとして使う場合は、放熱に配慮が必要
  • 充電ケーブルをつないだまま放置しない

楽天モバイルの安全啓発活動

楽天モバイルはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクと連携し、スマホを安全にご利用いただくための情報をご案内しています。
他事業者のご案内もご覧ください。

NTTドコモ

KDDI

ソフトバンク

業界団体であるモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)を通じて、他の携帯電話会社や製品メーカー、アクセサリメーカーとともに安全啓発活動を実施しています。

楽天モバイルの保証サービスについて

楽天モバイルでご購入いただいた製品であれば、充実した保証サービスを受けることが出来ます。

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